浜田市内の中学生の職場体験も今日で最終日。
今年は3校同時受け入れ…楽しい3日間でしたね。
昨日、私も前回のブログの内容をお話しました。
中学生にもわかる住宅事情① → ★★★
今回はその続きから「工務店のお仕事」について。
「島根県の新築(木造住宅)着工戸数グラフ」1953年~2015年
①1970年~1980年がピーク。(年間4000棟~5000棟)
②2000年以降は右肩さがり。年間1500~2000棟くらいで推移している。
…などなど色々な事が分かりますね。
TSデザインは、およそ年間15件の新築住宅を建てています。
つまり「島根県の新築住宅の1%はTSデザイン」という事です。
ここで 中学生に 聞いてみました。
「 どうして 新築を建てるのでしょう? 」
島根県内には 空き家が44,000件 あるという事実を伝えた後で。
少し難しすぎる質問だった様で困らせてしまいました。
空き家に住めば良いかも知れないし、そうすれば新築は無用。
「 なぜ 空き家に住めないのか? 」
その理由がわからないと、答えられないかも知れませんね。
いくつか答えはあると思いますが私は1つ答えました。
「 新築は、新しい建築基準で建てられている為、安心感があるから 」
新築の価値は大きいですから。私も新築できる方は新築すべきと今でも思います。
ただ空き家については、様々な不安を取り除く「リノベーション」という選択肢もあります。
いまの中学生が大人になる未来。
中古住宅への偏見や不安が減って、資産価値の考え方が変わる可能性もあるでしょう。
そんな未来の為に 1棟1棟 真剣にリノベーションに取り組むことを約束しました。
リノベーション2017年9月22日